宝塚市MEFUの家
CASE

兵庫県宝塚市に建つこの住宅は、和をコンセプトにデザインした木造住宅としました。

リビングに隣接したタタミ室を設け、来客時は客間として利用する事が可能です。
また、普段は和を感じながらくつろぐ事が出来るスペースとしました。

断熱材には優れた断熱性能・調湿性能をもつセルロースファイバーを採用し、呼吸できる家としました。
構造には制震ダンパーを採用し『制振構造』の建物と致しました。従来、木造住宅の耐震性能を考えた時、『耐震構造』とし、耐力壁の量を多く配置することが耐震性を高める方法でした。
しかし、この『耐震構造』だけでは地震が起きた時に十分な安全性を確保出来ないことがあります。
工藤建築環境設計室では構造検討し、効果が期待出来る場合『地震のエネルギーを吸収する制震構造』の住宅をオススメしています。

建物仕様として長期優良住宅も取得しておりますので、『耐震性』・『断熱性』に優れ、将来設備などの更新が容易に行う事が出来る『可変性・維持管理性』も兼ね備えております。
また、軒の出を環境設計により検討し、夏場の日射を遮断しつつ冬場の日射を取り込む様にしております。
設備による省エネ手法として、太陽光発電&エネファームによるダブル発電を採用しております。

データ
DATE

【耐震等級】
等級3(長期優良住宅)
【屋根】
ガルバリウム鋼板
【外壁】
樹脂系左官仕上げ・桧羽目板貼り(ひのきはめいた)
【内壁】
漆喰・透湿クロス
【天井】
シナベニア・透湿クロス
【床】
無垢材t=15.0(ピンカド・オーク・サーモアッシュ)
【断熱材】
セルロースファイバー(吹き込み方式)
【造作材】
タモ
【備考】
床面積にはポーチ・ウッドデッキ・ルーフバルコニーを含む