2016/04/19 | ブログ耐震・構造について

木造住宅の耐震性について

工藤住環境設計室の工藤です。

今回は地震の揺れから建物を守るには、どうすれば良いのかをお話させて頂きます。

一般的に地震に強い家を造るには、耐震等級を上げる事が行われます。

弊社が手掛ける木造住宅でも、耐震等級3(最高等級)を取得する事が多いです。

耐震等級を上げると地震に強い家となるのですが、どの様に強くなるのかを解説させて頂きます。

 

耐震等級を上げると、一般的な住宅(耐震等級1)の家と較べて許容出来る揺れが大きくなります。

耐震等級2の住宅の場合:耐震等級1の住宅と較べて地震による力の1.25倍の力に耐える事が出来ます。

また、耐震等級3の住宅の場合:耐震等級1の住宅と較べて地震による力の1.5倍の力に耐える事が出来ます。

この事により耐震等級を上げる事は強い地震が起きた時、耐震等級1の住宅と較べて強い家だという事が分かると思います。

しかし、地震に対する被害は揺れの大きさ(震度)のみでは無く、繰り返される地震についても考慮する必要が御座います。

 

2016年4月14日に発生した熊本地震(前震)では倒壊をまのがれた住宅が、その後15日に発生した地震(本震)にて倒壊した建物が多数御座います。

何故、1度耐える事が出来た建物が2度目の地震で倒壊してしまったのか?

1度目の地震では倒壊をま逃れたのですが、耐震に必要な耐力壁や金物がダメージを受けてしまった為です。

 

では、どの様にすれば、繰り返す地震に強い家になるのか?

 

私が考える地震に強い家とは、強い地震に耐える要素=高い耐震等級+繰り返される地震に耐える要素=制振だと考えております。

強い地震には耐震性にて耐え抜き、地震を受けた時のエネルギーを制振装置に吸収さす事によって、構造上重要な部材へのダメージを防ぎ、繰り返される地震にも耐える事が出来る建物となります。

 

お家の新築・リフォームをお考えの方【地震に対する備えある住宅】を計画致しましょう。