西宮市の住宅街に建つ、2階建ての木造住宅。
建ぺい率の制限が厳しい敷地条件の中で、施主の要望に応え、許容いっぱいまで建築面積を確保した計画とした。
その上で、広いバルコニーやゆとりあるリビングダイニング、余白をもった玄関まわりを丁寧に配置し、内部と外部の広がりを両立している。
視線の抜けや動線の重なりにも配慮し、限られた面積の中に連続する広がりを生み出した。
バルコニー上部には、片持ちで大きく持ち出したケラバ屋根を架け、外部空間に包まれたような居場所をつくり出した。
この屋根が建物の印象を特徴づけるとともに、日常の暮らしに陰影と奥行きを与えている。
造作家具に至るまで細やかに設計を重ね、住まい全体の質を高めた住宅である。
新築住宅
兵庫県西宮市
竣工:2024年
構造:木造 地上2階建て
【屋根】
ガルバリウム鋼板
【外壁】
そとん壁(一条波仕上、スチロゴテ仕上)
【床】
無垢材(ホワイトオーク・ヒノキt=15.0)
【内壁】
コテ塗り漆喰、ローラー漆喰(ビアロライト)
【天井】
小幅風羽目板(ヒノキ)、ローラー漆喰(ビアロライト)
【断熱材】
セルロースファイバー(デコスドライ工法)、
ウレタンフォーム
【造作材】
ナラ・ベイトガ(無垢材)、ゴム(集成材)
【耐震等級/耐風等級】
耐震等級 3 /耐風等級 2
【C値】
0.2