工期優先?品質優先?
3/18、新名神高速道路の川西-神戸間が開通しましたね。
渋滞解消や各方面へのアクセスが良くなり、工藤住環境設計室からの営業範囲拡大!するかもです。
3/16、この工事により死傷者が出た神戸市北区の橋桁落下事故の関係者が書類送検されました。
この事故は地盤沈下を把握しながら、工期を優先して対応を怠った為に発生した事故です
結果的には尊い命が失われ、工期も延長されました。
国家プロジェクトである高速道路の建設工事でもこの様な事があるのですね。
私たちが普段携わっている木造住宅の建築工事でも、
工期優先?品質優先?
の様な場面がございます。
工藤住環境設計室では間違いなく品質を優先します。
当たり前ですよね。
私どもの建築は手造りによる部分が多いです。
人が造るモノなのでミスや勘違いもございます。
重要なのは、それらを確認し、是正することです。
隠ぺいなどもっての外です。
建築士が行う、工事監理はその為にあるのです。
お家を建てる時は、信頼出来る建築士に設計・工事監理を依頼する事をお勧めします。
2018/03/19
ハウスメーカー以上の性能のお家をハウスメーカー以下のコストで造る方法
今朝は冷え込みましたね。
自宅は宝塚市の山あいの町にあるのですが、メダカの水鉢は薄っすら凍っていました・・・。
外気温は1.2℃!
今シーズン一番の寒さです。
しかし、室内の温度は17.9℃。
暖房は運転していません!
若干、肌寒いですが暖房しなくても過ごせる温度です。
こんなに寒い朝でもこの室内温度を保つには、高断熱にするのは当たり前なんですが、高気密にする必要も御座います。
隙間が多い低気密住宅では隙間風が入って来て寒いお家になる
当たり前の事ですよね。
余談ですが、小学6年生の息子はこの家に住み、身をもって高断熱・高気密を理解しています!
しかし、高断熱を推奨する建築会社さんは多いのですが、高気密を推奨する建築会社さんは・・・。
少ないですね。
大手ハウスメーカーさんで高気密住宅を造れる会社は・・・。
私が知る限り、一条工務店さんとスウェーデンハウスさんだけでは無いでしょうか。
その他のハウスメーカーさんの気密性能は、高性能住宅とは到底言えない気密性能です。
隙間風によって折角の断熱性能が生かされない、勿体無い住宅となっております。
何故、気密性能が低いハウスメーカーさんが多いのか?
簡単なお話です。
プレハブ工法(工場で造った物を現場で組み立てる工法)により、工期を短縮してコストを削減した建物では、気密性能を出すことが難しいからです。
私どもの現場では、大工さんや電気屋さんが丁寧に気密処理を行います。
当然、工期が掛かり人件費も掛かります。
でも・・・。
工藤住環境設計室が手掛ける【designされた高断熱・高気密住宅】にて同じ建物をハウスメーカーさんが建てると・・・。
1.5倍のコストが掛かってもおかしく無いです。
何故なら、ハウスメーカーさんの経費は高いからです。
工藤住環境設計室はハウスメーカーさん以上の性能のお家をハウスメーカーさん以下のコストで造る事が出来ます。
最後に、南面の窓に太陽が当たると・・・・。
暖房無しでも十分に快適な温度です!
2017/12/07
今年度のZEH補助金についての概要が公開されました!
補助金額:75万円/戸
補助件数:12000戸程度
昨年度と比べると、補助金額が下がったのですが、補助件数が増えています。
昨年度、中小の工務店や設計事務所の補助金申請が軒並み却下され、補助金の多くをハウスメーカーが建てる家に割り当てられた事が御座いました。
『ZEH補助金はどれだけ高性能な家を建てても、小さな工務店では採択されない』
私たちの周りではそう言われていました。
今年は、補助金額が下がり補助件数が増えていますので、ハウスメーカー以外でも採択される確率が高い気がします。
また、ZEH基準より、より一層高性能な高断熱住宅を造る事により採択されやすくなる制度も追加されました。
工藤建築環境設計室では今年度、積極的にZEH補助金を取りに行こうと思います!
2017.06.15
今回は住宅の建築コストについてお話させて頂きたいと思います。
皆さまは『注文住宅は高い!』ってイメージありませんか?
実際、私どもの事務所に初めてご相談に来られた方にも、結構言われる事が御座います。
では、実際にはどうなのか?住宅のコストについて解説させて頂きます。
一言で住宅のコストと言ってもグレードや建て方によって、コストは大きく変わります。
ここで重要なのは『建築コスト全体の内、どれだけの金額が実際の工事・建材に使われているのか』という事です。
皆さまは一般的に注文住宅=ハウスメーカーさんといったイメージをお持ちではないですか?
一般的に注文住宅が高いと思われている理由は、ハウスメーカーにて注文住宅を建てた場合、どうしてもコストが高くなってしまうからだと思います。
【では何故、ハウスメーカーさんで家を建てるとコストが高くなってしまうのか?】
この理由はとてもシンプルです。
冒頭にお話しました『建築コスト全体の内、どれだけの金額が実際の工事・建材に使われているのか』なのです。
実際に建築工事を行う職人さんへ支払う報酬+建材購入価格=工事原価となります。
工事原価はどこの会社で家を建てたとしても、それ程変わるものでは御座いません。
この工事原価に利益・経費を計上したものが工事金額となります。
少数精鋭で営んでいる建築会社さんと、テレビCM・維持費がかかるモデルハウス・沢山の営業マンを抱えたハウスメーカーさんの利益・経費を比べると、その差は歴然です。
上記の事により、ハウスメーカーの場合どうしてもコストが高くなってしまうのです。
【コストを抑えながら、注文住宅を建てるにはどの様にすれば良いのか?】
皆さま、もうお判りですね。
・実際に工事を行う専門工事業者さんに工事を依頼する。
・使う建材を材料屋さんから直接買う。(出来るだけ中間マージンが発生しない方法にて)
とてもシンプルな事なのですが、実際にこれを実践しようと思えばかなり専門的な知識が必要です。
私どもが行っているCM分離発注方式(オープンシステム)は『コストを抑えながら質の高い注文住宅を建てる』方法なのです。詳しくはホームページを御覧ください。
2015/07/29
建物形状によるコストの比較No.1
今回は建物を建てる時にはとても重要な『コスト』についてお話致します。
コストというと、家づくりという夢多い世界から現実に引き戻される感じを抱きがちですが、これをコントロールすることは、実は極めて創造的かつ知的な作業であり、プランニングの行為そのものの重要な一部です。
コストコントロール=構造材や仕上げ材などを贅沢にする、あるいは節約するといったことを連想しがちですが、そうした単純な方法だけでは限界がありますし、それはコストダウン=質の低下につながりかねません。
コストコントロールに有効な方法は他にもいろいろあります。
コストコントロールは住宅を成り立たせている「仕組み」を知ることから始まります。
そして、その仕組みとコストの関係を知ることができれば、私たちはコストをコントロールする方法を手に入れることになります。
今回ご紹介したいのは『同じ面積の建物であっても、建物形状によって建物のコストは変わる』といったことです。
坪単価という言葉をよく使いますが、構造材や仕上げ材が同じでも建物形状の違いで、「坪単価」は驚くほど違ってきます。
『基礎工事や屋根工事が半減する総2階』
建物を写真のようなブロックに置き換えて考えてみましょう。
ブロックを積み重ねたものを建物と見立てて、『平屋』『一部二階』『総二階』の場合を検証してみましょう。
それぞれのブロックは同じ6コマなので、全て床面積は6です。
しかし、コストのかかる基礎の面積は『平屋が6』『一部二階が4』『総二階が3』となります。
また、基礎と同じくコストのかかる屋根面積も同じ結果となります。
内壁と比べてコストのかかる外壁の面積は、平屋と比べて総2階建ての方が少し面積が多くなりますが、基礎面積・屋根面積は圧倒的に平屋と比べて総二階の方が少なくなります。
工藤住環境設計室ではコストのバランスを常に意識したプランを行なっております。
2012/10/02